2倍速で生きる女 NEW

やりたいことが多過ぎて他人の2倍くらいのペースで熟していかないと時間が足りなくなった人。結婚、出産してさらに深刻な事態に。

祝!!借金完済!!!!(>∀<)

【ご報告】
先日、ついに
学費のローンを完済しました!!!!

うわああああん長かったよぉ。゚(゚´Д`゚)゜。

毎月毎月給料日の2日後には
(私にとって)高額な引き落としがあって
記帳するたび気分が沈んでいました。

今日記帳してきて
いつものローン会社の引き落としがなくて
嬉しくて!嬉しくて!嬉しくて!
遠回りしてお散歩してから帰宅しました



…と言っても、
まだ美容ローンは残っているんですけどね

今月から美容ローンにのみになり
ローンの返済がなんと半額になります!!

だいぶ負担が減りますね(´∀`*)



実は私、学費が人生で一番高額な買い物だったのです。

もう二度とこんな高いお買い物したくないですね…

…いやいや、もっともっともっと稼いで
高額なものを平気で買えちゃうように頑張ろうっ

欲しいもの・やりたいことはたくさんあるんだ!!

電子書籍VS紙の本

本の置き場が兎に角ない。本棚、コミック用の本棚、文庫用の本棚、テレビ下、ベッドベッド、押入れの中、クローゼットの下の空きスペース…ざっとこんな所だろか。本の置き場が無くてあちこちに点在させている。高校生の時に比べれば、漫画はだいぶ捨てたか売ったかした。それでも気づけばまた本が増えている。何年か前から、読んだ本を全てブクログで記録しているのだが、現時点で751冊。もちろんその全てが今手元にある訳ではないが、私の部屋の広さには似合わぬ量の本が存在している。
 
そこで電子書籍の出番である。電子書籍は場所を取らないし、日焼けもしない。気になった所にはマーカーを引いたり、また消したり、検索だって出来る。紙の本と違ってセールで時々驚くような安さで購入する事も出来る。良いとこだらけじゃないか。じゃあ何故渋るのか。
 
デジタルに抵抗のある世代ではない。ただ、生まれてからそれなりの量の本を読んで来た。どうしても縦書きの文字をデジタルで読む事に違和感があるのだ。それに紙の本を買って来た時の様な、「買った感」がイマイチ薄い。やはり実物を手にしたい。買って来た物が手元にあれば、こんなに買ってしまったから暫く本を買うのを控えよう。そのストッパーが無くなるのも少し怖い。
 
しかし、そうは言っても本の置き場がないのだから背に腹は変えられない。一番困るのが漫画。中学生くらいまでは漫画は買っても少女漫画だったのでまだ良かった。少年漫画(週刊誌)を読む様になってからが悲惨だった。週刊誌の単行本の出るペースの速さと言ったら。あっという間に本棚が埋まる。
 
電子書籍の抵抗感なんて多分最初のうちだけだと思う。ガラケーからスマホに変えた時の最初の1週間のちょっとしたイライラ感。でもそんなのすぐに慣れてしまったわけで、電子書籍も一緒だろう。最初の一歩を踏み出すのに勇気がいるだけで。
 
良い事を思いついた。紙の本と電子書籍、使い分けてみてはどうだろうか。小説や写真集などは、今まで通り本屋で購入。繰り返し読む可能性の高い新書や漫画などは電子書籍。試しに1年くらいこのスタンスでやってみようか。
 
ところで、電子書籍の有名な所と言ってもKindleとかシーモアとかしか思いつかないわけだけど、今はどこが人気なのだろう。電子書籍良く購入するよって方いたら、是非ご教示ください。

他人にとっての正解は、私にとっての正解じゃないから

久々に演技のトレーニング的な本を読んだ。演劇学の本は読んでいたが、トレーニング本となると、演技の勉強を始める以前にちょこっと読んだ程度だ。演技を始めたばかりの初心者ではないので、基礎的な部分については、なかなか教えてもらえる機会がない。少し時間が出来たので、基礎的な事を一からおさらいしてみようと思ったのだ。
 
しかし、今まで何人もの人に演技指導をしてもらったり、お芝居について語ってもらったりしたが、まぁ皆んな言う事が十人十色だ事。別の人間の意見なんだから、そりゃ違っても当然なんだけれども、教えてもらう側からすると偉く混乱する。それでもいつか行き詰まった時に、自分の助けになればと思い、メモを残しておく。
 
まぁ現状どん詰まりなんですけれども。

稚拙な文章

 

毎年出されるたくさんの夏休みの宿題。その中でも、毎年すぐに終わるものと夏休み終了間際になってやっと取り組み始めるものは、大体決まっていた。漢字ドリルや計算問題など、一問一答形式でサクサク進むものは、大抵すぐに終わる。一方、国語の文章題や美術の宿題などは後に残る。文章を読んだり、絵を描いたりするのが嫌いなわけではなかったが、どうしても時間のかかるものは後回しになる。結局、8月の下旬になって慌てて始めて、やっつけ仕事となってしまう。
 
夏休みの宿題の中でも、特に張り切って取り組んだのは「作文」である。夏休みの宿題に限らず、作文を書くのは得意だった。集中して作文を書いていると、急に周りの音がシャットダウンされ、次々と言葉が浮かんでくる。その感覚が癖になった。
そして、何より作文が好きだった理由は、褒めてもらえるからである。他の地域はどうだったかわからないが、私の育った地域では、市内の各学校から優秀な作文を選んで、文集を作っていた。学校から選ばれた時点で文集に名前が載り、その中でも優秀なものは文章全体が文集に掲載された。
 
有難いことに私も何度か選んで頂いた。と言うのも、こういうことを書けば先生に良いと思ってもらえるという作文を意図的に書いていたからである。記憶では小学校3、4年生の時には、既にこんな作文を書けば、先生に好印象を与えるみたいな事を何となく理解していた様に思う。読書感想文に限っては最初こそ苦手だったが、確か小学校高学年になる頃にはコツを掴んだ。
 
中学2年の時だった。夏休みに書いた読書感想文が文集に載った。それなりに自信があって提出した文だったが、嬉しかった。だが、その文集に同じ中学に通う、男友達の詩が載っていた。その男の子は正直あまり勉強の出来ない部類だったはずなので、驚いて自分のページより先に、その子の詩を見つけて読んだ。衝撃だった。その詩は初恋の自分の気持ちを素直に表現したものだった。
 
急に自分の書いた文章が恥ずかしくなった。結局、その文集は家族の誰にも見せず葬り去った。
 
それ以来、自分の書く文章に自信が持てなくなった。あまり文章を積極的に書かなくなった。だから、私の文章力は中学生レベルで止まったままだ。…なる程、大学で稚拙と言われる訳だ。

数秒のコミュニケーション

朝、時間に少し余裕があったので、開店直後の百貨店へ足を踏み入れた。こんな早い時間に百貨店に入るなんて、小学生以来かもしれない。
 
この百貨店は私が幼稚園くらいの頃から、度々買い物に来ているお店だ。学生時代には、地下でアルバイトをしていた事もある。最近は、仕事帰りの閉店間際に化粧品売り場や本屋に寄る程度で、午前中に立ち入る事はほぼない。
 
エスカレーターで上の階へ向かっていると、「おはようございます。ご来店ありがとうございます。」とても上品な声が聞こえてきた。ピシッとしたスーツを着たおじさんが、エスカレーターで上ってくるお客さん一人一人に丁寧なお辞儀をしていた。
 
私の少し前にいた高齢の女性が、「おはようございます」とお辞儀をして返した。
 
私がエスカレーターを降りると、おじさんは言った。「おはようございます。」自分に声をかけられている気がした。だから私は、いつもよりちょっとだけ丁寧に「おはようございます」と挨拶してみた。今日が楽しい日になりそうな気がして、少しだけ気持ちがワクワクした。

 

子供の頃の将来の夢って覚えていますか?

子供の頃の「将来の夢」は学校の先生だった。「学校の先生になりたい」と言うと、周りの大人が喜んでくれたからだ。皆んなが褒めてくれた。嬉しかった。本当に学校の先生になろうなんて微塵も思っていなかった。
 
小学生の時、『GOOD LUCK!!』というドラマを観た。流石に私の同級生にはいなかったが、少し上の世代では、このドラマを観て航空整備士になりたい人が増えたそうだ。でも私の興味は整備士には向かなかった。柴咲コウさんを見て「私も女優になりたい!」…そう思った。生まれて初めて将来の夢が出来た。
 
その当時、私は「女優になりたい!」と言ったところで周りの大人が手放しで応援してくれるはずがないと既に理解出来る年齢だった。友達にもバカにされる。だから私はこう言った。「文系に進んだら弁護士。理系に進んだら医者になりたい。」もう、願望を言っただけで褒めてもらえる歳ではなかったが、周りの大人が喜んでいるのを感じた。私は部屋に篭って紙に大きな字で「女優になりたい!」と書いた。泣きながらグシャグシャに丸めてゴミ箱へ捨てた。
 
何年か経って、結局私は役者への道を選ぶ事が出来た。両親の理解は得られていない。周りは私の事を大人になれないとか精神年齢が高校生とか言ってくるけれど、私からしてみれば随分と成長したものだと言ってやりたくなる。だって私はこんなにも自己主張が出来る様になったのだ。そうでなければ、私は今、お芝居などとは縁遠い世界にいる。

憧憬

売れない役者。稽古して、バイトして、古くて狭い木造のアパートを基地みたいにして、仲間とくだらない事で笑って泣いて…貧乏ながらも大好きなお芝居に楽しそうに取り組む姿………

そんな若者が子供の頃の私には輝いて見えた。そして、いつしかそれは憧れとなった。

「私もこんな生き方してみたい!!!」

…憧れに向かってお芝居の世界に飛び込んだ10代。

それからもう何年の月日が流れたのだろうか…。憧れの「売れない役者」の日常はあまりにも残酷だった。

・万年金欠
・自分がオーディションで落ちた作品の公開
・仲間が売れる
・人格を否定される様なダメ出し
パワハラ、セクハラ
・繰り返されるバイト探し
・孤独
・将来への不安……

……こんな中にさらに、地元の友達などの役者でない友人の結婚出産、仕事での成功など、知りたくもない情報が押し寄せてくる。

ついには演技の楽しささえもわからなくなってきて…でもやめようにも、人生のだいぶ長い時間、お芝居に費やしてしまったので、今さらやめるわけにもいかない。ここまで来るともう意地。

売れない役者の憧れは現実となった。さあ、次は売れっ子役者への夢を現実にする番だ!!!